Q3 銅配管の漏水について

給湯配管では継手が安価な銅配管を使用することもあります。
経年劣化で漏水することがあります。
銅配管の接続はロウ付けで加工する場合が多く、
既存の配管や水が止まりきらない箇所ではうまく接続することが
難しい場合があります。
そこで、火を使わない銅配管用の継手を何点か紹介します。

1 圧着ソケット(漏水専用)
  継手部が二つ割れになっていてボルトで4箇所で締め付ける商品です。
  配管を切らずに漏水の補修が可能です。
  逆に、完璧に切断された銅管と銅管を接続することは不可能です。
  温度も80度まで使用可能なので給湯配管でも使用可能です。

2 MRジョイント(リングかしめタイプ)
  継手が袋ナットになっていて、その中のスリーブを袋ナットを締め付ける
  ことで押しつぶして繋ぐものです。
  ネジの変換も可能です。

3 アバカスジョイント(メカニカル継手
  SU管に使用するアバカス継手に銅管用のオスアダがあります。
  SU管と同サイズの25oまで可能(リテーナを変更)
  25o以上については銅管専用の継手もあります。

4 ショーボンドカップリング(ストラブカップリング)
  カップリングでも銅管用が発売になりました。

5 ファイヤレスジョイント(かしめタイプ)
  冷媒用銅管に使用する継手で商品の取付研修が必要です。